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高知で体験できるインターンシッププログラム



高校に入学して4カ月。授業が終われば友達と遊ぶ、帰宅部1年生。新しいことを始めても長続きしない自分。「まだ1年生やし、遊びたいし…」中学校の延長のように何も考えず費やす毎日。そんな私の目を覚ましたのが職場体験でした。「見元園芸!」学校の帰り道、友達の家に続く道…思い出の風景にはいつも「見元園芸」の花が咲いていました。花屋の店先には季節の花々が色鮮やかに咲き乱れ、思わず自転車の急ブレーキをかけ、ツンのめりながら見入ってしまうこともしょっちゅう。ココしかない!即決でした。

「まだある。ここにも、あっこもや〜」照りつける太陽がジリジリと肌に突き刺さり、噴き出た汗は目にしみる…。知らず知らず「フンっ」「フンっ」と鼻息まで荒くなり…(笑)。3時間の草むしりが終わったあとに残ったもの。それはジンジンする指先の腫れと爪の中に入り込んだ赤土。そして、15年間の人生で初めて味わう「やりきった感」でした。苗の挿し替え方は見元さんがお手本となり、横について丁寧に指導し見守ってくれました。5ミリ程の小さい芽が押し潰れないように、土はかぶせず、しっかり根付くように深く挿し込む…ひと苗ずつ正確さとスピードが求められました。2日目にはコツがつかめてスピードも上がり、時間がたつのも忘れるほど没頭している自分がいました。大変なことほど、最後までやりきった達成感が強くなる。この快感は一度経験したらクセになりますね(笑)。将来のことはまだ分かりません。始まったばかりの高校生活。まずは苦手な数学の勉強から始めてみます!




花を育てる大変さ。目に見える「美しさ」だけではない、本当の姿を知ってもらいたい。温度、肥料、水…植物に合わせた管理に同じものは何一つありません。職場体験の感想は「しんどかった」それだけで十分。ただし!根気強く、くじけそうになっても諦めないことが大事。私もビオラ開発までには精神的に辛い日々を過ごしました。やせて、やつれて、ごはんが喉を通らなくなった時期もありました。四六時中、ビオラのことを考えてしまう。布団に潜り込んでは考え、アッ!と思い出してはムクッと起き上がり、夜を徹して働く…。いつかそれが喜びに変わっていました。努力した分だけいいものができる喜び。地球上に存在しなかった新種の花が咲く瞬間は、「新しい命を世界に伝える使命」で武者震いするほどです。少しの試練が人生を花開かせる大きな肥やしとなります。あなたはどんな花を咲かせますか。